※ 「補綴の基本」ですが… 支台歯形成は、補綴治療の基本であり、もっとも重要なプロセスのひとつです。日々の臨床で、当たり前のようにおこなう処置だからこそ「基本に忠実に、確実に」。先生も、そう心がけていらっしゃるでしょう。 ところが実際には、形成方向に迷ったり、マージンの設定で悩んだり。何度も修正しているうちに、思った以上に削ってしまうこともあります。あるいは、歯肉を傷つけて出血が生じ、視野の確保が難しくなってしまった経験もあるかもしれません。...詳しく見る
※なぜ、ホームドクターに「MRIの知識」が必要なのか? 先生は、「MRIは、専門医だけが学べばいい」と思っていませんか? 確かにMRIは、検査機器の導入コストが億単位にのぼるうえ、撮影にも読影にも高度な知識が求められます。そのため、「一次診療には関係がない」とお考えのドクターもいらっしゃいます。 しかし、MRIの得意分野である神経疾患では、診断・治療のタイミングが、たった数日の差で予後に大きく影響するケースがあるのを、ご存じでしょうか? ...詳しく見る
※ 患者が求める「保険の自然な歯」 「先生、保険でも白い歯にできますよね?」。 患者さんにこう聞かれ、一瞬だけ言葉に詰まってしまった。先生も、そんな経験はありませんか?「白くはできますが…」と前置きしながら、慎重に言葉を選ぶあの瞬間。 保険では、できることに限界があるのを伝えるべきか。それとも、自費のセラミックを提案すべきか。でも、自費の提案で「儲け主義の歯医者」だと勘違いされたくない。誤解を恐れるあまり、結局はあいまいな説明で終わらせてし...詳しく見る
※一次診療にこそ、心エコーが求められている かつて、心エコーといえば専門医のものでした。 心臓という動きのある臓器を、血液の流れと力強さ、タイミングまで含めて描出・評価する。それには高度なスキルが求められるため、限られたドクターしか実施できなかったのです。 しかし近年、エコー装置の普及にともない、本格的に心エコーを学ぶホームドクターが増えてきました。 その背景には、「犬猫の高齢化」という現実があります。先生もご存じのとおり、獣医療の目覚ま...詳しく見る
※なぜ、犬バベシア症だけでは不十分なのか? 「ウチの地域じゃ珍しい病気だから」と思われたのなら、注意しなくてはなりません。先生もご存じのとおり、犬バベシア症などの「マダニ媒介性疾患」は、西日本を中心に広がる感染症です。 しかし近年、地球温暖化の影響でマダニの活動時期が長くなり、全国で感染症例が報告されています。また、旅行・帰省で愛犬を連れ歩く家庭や、保護犬・譲渡犬の増加も、感染エリア拡大に拍車をかけています。 つまり、マダニ媒介性疾患は、も...詳しく見る
リリース:2025年6月16日
リリース:2025年6月2日