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犬と猫の乳腺腫瘍外科テクニック
ホームドクターのための「乳腺腫瘍の診断と治療」
講師: | 小山田 和央 |
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セクション数: | 5セクション |
収録時間: | 166分 |
特典: | 特典映像(34分)+レジュメデータ(199ページ/PDF) |
制作・販売元: | 株式会社 医療情報研究所 |
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講師: | 小山田 和央 |
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ディスク枚数: | 2枚 |
収録時間: | 166分 |
特典: | 特典映像(34分)+レジュメデータ(199ページ/PDF) |
制作・販売元: | 株式会社 医療情報研究所 |
なぜ、乳腺腫瘍の症例に「とりあえず様子見」は絶対にNGなのか?
小山田 和央
鹿児島大学獣医学科家畜解剖学教室卒業後、松原動物病院(大阪府)に勤務。その後、ネオベッツVR夜間センターにて夜間救急診療を兼務する。2011年、日本獣医がん学会(JVCS)獣医腫瘍科認定医1種を取得。現在は、腫瘍外科の他、鹿児島大学連合大学院にて猫の尿管閉塞の外科に関する研究もおこなっている。
※先生なら、どう対応しますか?
都心部の住宅街で開業する獣医師のお話です。ある日、12歳になる雌のミニチュアダックスが来院しました。
不安そうな飼い主さんにお話を聞いてみると、「胸のあたりにしこりがある」とのこと。ドクターが触診してみると、確かにしこりのようなものがあります。
「もしかしたら乳腺腫瘍かもしれない」と考えたドクターは丁寧に身体診察をしたあと、細胞診と血液検査・胸部レントゲン検査をおこないました。
検査結果をみたドクターは、乳腺腫瘍を確信しました。しかし、腫瘍は1cm程度であり、明らかな悪性所見は認められなかったため治療方針に悩みます。
「1cmだし、良性の可能性が高いだろう」「高齢犬の手術は負担も大きいし…」と考えたドクターは、とりあえず様子を見ることにしました。
「おそらく大丈夫ですが、定期的に経過をみましょう」と伝えると、飼い主さんは安心した様子で病院を後にしましたが…
※とりあえず様子見をした結果…
2ヶ月後、再びそのミニチュアダックスが来院しました。「先生、しこりが大きくなっている気がするんです」と不安な表情の飼い主さん。
ドクターがあらためて細胞診をおこなうと、以前はみられなかった特徴的な悪性所見が認められました。
さらに、腫瘍サイズは3cm近くまで肥大しており、胸部レントゲン画像をみると、複数の肺転移が認められたのです。
「先生、もう手術はできないんですか?」と震える声でたずねる飼い主さんに、ドクターはすぐに回答できませんでした。
これは、ある動物病院の実話を少しだけ脚色したフィクションです。しかし、このようなケースは決して珍しいお話ではありません。
では、どう対応するのが正解だったのでしょうか?
※犬猫の乳腺腫瘍を完治へ導く方法
腫瘍外科のスペシャリストである小山田先生は、「乳腺腫瘍は1cm未満のまだ小さいうちに発見し、完全に切除すれば99%の症例を完治へ導ける」とおっしゃいます。
逆に、2cm以上に肥大してしまうと悪性化および転移のリスクが急上昇し、生存率は大きく低下します。
事実、最初に発見した段階では完治を目指せた症例でも、「たった一か月の様子見」で完治が不可能になるケースは少なくありません。
乳腺腫瘍の完治を目指す場合、第一選択は外科による切除ですが、これはホームドクターにも安全にできる手術です。
犬猫の長寿化が進み、乳腺腫瘍に罹患する動物が増えているからこそ、先生も、乳腺腫瘍を完治へ導く診療技術を習得しておきませんか?
実際の手術映像をみながら、乳腺腫瘍外科をわかりやすく学べる動画セミナー。その収録内容とは…?
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