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内視鏡で診る!呼吸器疾患
日本獣医画像診断学会 会長が解説する「呼吸器疾患の画像診断テクニック」
価格 | ¥39,980【税込43,978円】 |
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講師: | 藤田道郎 |
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セクション数: | 3セクション |
収録時間: | 156分 |
特典: | レジュメ冊子(119ページ) |
制作・販売元: | 株式会社 医療情報研究所 |
なぜ、X線検査で 気管軟骨の動的な変化を確認しても気管虚脱と 診断してはいけないのか?
藤田道郎
日本獣医生命科学大学 獣医放射線学教室 教授。呼吸器疾患、画像診断のスペシャリスト。日本獣医画像診断学会 会長、および日本獣医がん学会 副会長を務める。講演、著書多数。
※呼吸器疾患の診断精度を上げるには…?
気管虚脱や鼻咽頭狭窄、気管支炎、猫喘息など。呼吸器に対する疾患は、とても多岐に渡ります。しかし、その一方で臨床徴候は、鼻汁排出や苦しそうな呼吸、いびき、咳など、それほど多くありません。
また、検査項目も他の部位の疾患と比べると少なく、一次診療施設にできることは限られています。そのため疾患を絞り込めず、呼吸器疾患が疑われる場合には「とりあえず抗生剤を投与する」という治療をおこなっている先生も多くいらっしゃいます。
実際、このような治療法で奏功したケースもあるでしょう。でも、結果的に治療がうまくいったとしても、「本当の原因は、いったい何だったのか?」「本当に適切な治療ができたのか?」など、こう思ってしまいませんか?
実際、十分な検査がおこなわれないままでは、抗生剤による治療が奏功しない場合、次にどのような疾患を疑うべきかもわからないと思いますが…
※診断のポイントは「内視鏡検査」
以前、藤田先生が勤務する日本獣医生命科学大学付属動物医療センターに、慢性鼻炎と臨床診断された猫が紹介来院しました。抗生剤を投与しても一向に良化しないため、詳しく検査して欲しいとのこと。X線検査とMRI検査をしましたが、特に異常は見られません。
そこで、内視鏡検査をおこなうことにしました。内視鏡から見えた映像は、ボコボコとした形態異常の粘膜でした。検査の結果、この猫は鼻咽頭内にリンパ腫(がん)が確認されました。
もし、「とりあえず抗生剤を投与して、様子を見ましょう」という治療を続けていたら、リンパ腫を発見できず、手遅れになっていたかもしれません。
獣医師の先生に求められるのは、検査ツールの見え方の違いを正しく理解し、疑われる疾患に対しどの検査が有効なのかを判断すること。
そこで今回、CT、MRI、内視鏡など、膨大な画像を例に総合的な呼吸器疾患の画像診断が学べる教材をご用意しました。
呼吸器疾患の知識を深められるだけでなく、飼い主さんへの説明ツールとしてもお役立ていただけます。今回のDVDは、「返金保証」をお付けいたしますが、「先着70名様限定」となりますので、お申込みはお急ぎください。
DVD収録内容の一部をご紹介すると…