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細菌感染症に対峙する!抗菌薬治療に欠かせない知識~第2章~
「疾患別」の最適な抗菌薬治療アプローチ
価格 | ¥45,980【税込50,578円】(送料・代引手数料無料) |
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講師: | 原田 和記 |
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ディスク枚数: | 2枚 |
収録時間: | 221分 |
特典: | レジュメ冊子(90P) |
制作・販売元: | 株式会社 医療情報研究所 |
なぜ、細菌性胃腸炎の犬に抗菌薬を使ってはいけないのか?
原田 和記
鳥取大学 農学部 共同獣医学科 獣医内科学教室 准教授。17年間に渡り、抗菌薬および薬剤耐性菌の研究に従事するスペシャリスト。現在は、伴侶動物臨床分野における教育と研究に携わる他、多くの獣医師が参加する学会等で抗菌薬の適正使用をテーマとした教育講演をおこなう。
抗菌薬は、便利な薬剤ですが…
抗菌薬は、獣医療において欠かせない薬剤です。先生も、犬膿皮症や猫の上部気道疾患、尿路感染症、外耳炎など、日常診療でよく遭遇する疾患の治療に使用されていると思います。
とても便利な薬剤ですので「とりあえず化膿しないように抗菌薬を使う」「原因菌を特定する時間がないので、広く効く抗菌薬を使う」など「とりあえず」の治療で使われることも少なくありません。
しかし近年、抗菌薬の使いすぎや不適切な使用により「本来なら効くはずの抗菌薬が効かない」症例が増えています。これが、いわゆる「薬剤耐性菌」の問題ですが…
先生の協力が必要です
薬剤耐性菌が発生すると、その治療はとても難しくなります。抗菌薬が効かないことで治療の選択肢は狭くなるだけでなく、治療の経過を観察しているうちに、別の疾患を併発するリスクもあるからです。
問題はそれだけではありません。発生した耐性菌が増殖すると、同居個体や飼い主さん、獣医師、看護師など、まわりに耐性菌を感染させるリスクも生じます。本当に深刻な問題なので、薬剤耐性菌はいま世界規模での対策を必要としています。
だからこそ、抗菌薬を使用するときは「とりあえず」ではなく、本当に必要なのか。また、適切な使用なのかを考えていただきたいのです。
ガイドラインのない疾患も安全に治療できます
日常診療で遭遇する機会の多い感染症の中には、ガイドラインのある疾患もあれば、まだガイドラインが確立されていない疾患もあります。
今回は、このようなガイドラインが確立されていない疾患に対しても、海外の最新の知見をもとに、安全な抗菌薬治療をおこなうポイントが学べます。また、胃腸炎や腹膜炎、肝胆道系感染症、口腔感染症、外耳炎など、「疾患別」に診断のポイントと安全な抗菌薬治療を解説しています。
ですから、「この症例には、どの抗菌薬を使えば良いのか?」と迷うことがありません。先生も、薬剤耐性菌の発生を防ぐ、正しい抗菌薬治療をマスターしませんか?
「最新の安全な抗菌薬治療」
薬剤耐性菌の発生を防ぐ「疾患別」の抗菌薬治療とは?
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