獣医 > 麻酔 > スタッフに任せられる!犬と猫の麻酔モニタリング
スタッフに任せられる!犬と猫の麻酔モニタリング
麻酔モニタリングを安心して任せられるスタッフ教育の秘訣を教えます
価格 | ¥39,980【税込43,978円】 |
---|
講師: | 伊丹貴晴 |
---|---|
セクション数: | 3セクション |
収録時間: | 146分 |
特典: | レジュメデータ(64ページ) |
制作・販売元: | 株式会社 医療情報研究所 |
なぜ、麻酔モニタが異常値を示しても、術者が安心して手術できるのか?
伊丹貴晴
酪農学園大学にて、鎮痛薬であるトラマドールの薬力学および、薬物動態の研究で博士(獣医学)取得。2013年、獣医麻酔外科学会 最優秀論文賞を獲得。北札幌どうぶつ病院の勤務医や北海道大学特任助教を経て、現在は酪農学園大学附属動物医療センターにて、犬と猫の麻酔・疼痛管理と集中治療管理を担当している。
※信頼できる麻酔スタッフさんを育てませんか?
現在のところ、リスクがまったくない麻酔薬や麻酔法は存在しておらず、安全に麻酔手術を成功させるには、確かな麻酔技術と知識を持った獣医師が必要となります。
しかしながら、手術を担当する獣医師の先生が、同時に麻酔管理をおこなうことが多く、これには、大きなプレッシャーやストレスがかかり、ときには、手術自体の成否に影響を与えることもあるでしょう。
いま動物病院では、しっかりと麻酔管理をおこなうことができ、獣医師の先生をサポートできるスタッフさんが求められています。そこで今回、短時間で分かりやすく麻酔モニタリングを習得できる教材を用意しました。
※今ある機材で、今以上に正確な情報・対応を
今回ご紹介するのは、麻酔管理の現場でよく発生する異常を、動物病院にある一般的な機材で、モニタリングしながら発見できる方法です。異常時の波形の具体例や、異常に対する対処法を習得できます。
※看護師さんにこんなことが任せられます!
手術中の体温低下は、さまざまな合併症や麻酔からの回復遅延を引き起こします。正確な体温測定の方法や、麻酔中の動物の体温変化・効果的な保温や加温方法を習得できます。
動物の呼気に含まれる二酸化炭素濃度を計測し、さまざまなトラブルの発生を防止します。換気量を正常に保つため、呼吸バッグや、人工呼吸器の設定方法などを学ぶことができます。
血液中の酸素飽和度をモニタし、低酸素血症を防止します。貧血時にはチアノーゼが起こらないなど、目視に頼らない低酸素血症の確認方法や、低酸素血症への対応方法を詳しく解説しています。
麻酔中には、さまざまな不整脈が発生します。不整脈を発見するための心電図の設置方法や、波形の読み方などが身につきます。特に、徐脈性不整脈/頻脈性不整脈の注意点について詳しく解説しています。
麻酔中に発生する合併症で、一番多いのが低血圧です。低血圧は、さまざまな原因で引き起こされるため、対応を間違えることなく、正しい手順で低血圧に対応するアルゴリズムを紹介します。