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トラブル回避!循環器疾患の安全な麻酔管理術
チームで学べる「心疾患の麻酔管理」


| 講師: | 三木 悠矢 |
|---|---|
| セクション数: | 5セクション |
| 収録時間: | 212分 |
| 特典: | 特典映像(19分)+レジュメデータ(229ページ/PDF) |
| 制作・販売元: | 株式会社 医療情報研究所 |
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| 講師: | 三木 悠矢 |
|---|---|
| ディスク枚数: | 2枚 |
| 収録時間: | 212分 |
| 特典: | 特典映像(19分)+レジュメデータ(229ページ/PDF) |
| 制作・販売元: | 株式会社 医療情報研究所 |
「なぜ、その薬剤を使うのか?」選択の根拠を共有し、安心して手術に集中できる体制を作りませんか?

三木 悠矢
鳥取大学農学部獣医学科卒業。近畿動物医療研修センター循環器科研究生を経て、2019年よりJACCT動物心臓血管ケアチーム麻酔科科長。2024年、株式会社Cirrus(シーラス)を設立。動物麻酔基礎技能認定医・獣医循環器認定医として、数多くの麻酔管理に携わる。病態理解を軸にした「安全で楽しい麻酔管理」を提唱し、臨床現場のチーム全体のスキル向上を支援している。
※ 突然やってくる高リスク症例
近年、犬猫の長寿化に伴い、心疾患を抱える動物も増えています。先生も日常診療でMR(僧帽弁閉鎖不全症)やHCM(肥大型心筋症)に出会う機会が増えているのではないでしょうか。
しかも、その病気は手術予定の動物に潜んでいることもあります。例えば、抜歯で来院した猫の身体検査で心雑音を聴取する。腫瘍切除予定の犬の術前検査で心拡大を見つける、といったケースです。
心疾患症例では麻酔管理の難易度が高くなりますが、紹介が難しければ一次診療で対応せざるを得ません。
もし健康な動物と同じように麻酔をすれば急変の危険もあります。だからこそ、失敗を防ぐために、体系的に「心疾患の麻酔管理」を学び、自信と技術を備えることが求められています。例えば…
※ 「HCM猫の禁忌事項」をご存じですか?
MR犬のCRI(持続定量点滴)では、ドブタミンで心収縮力を維持するのが一般的です。では、HCM猫にも同じ対応で良いのでしょうか。
もし、左室流出路閉塞を伴っていた場合(HOCM)、ドブタミンは逆効果となり危険を招きます。心収縮力がさらに強まり左室肥大が悪化、心機能が低下し、重度の心不全やショック、突然死のリスクが高まるのです。
つまり、HCM猫では、ドブタミンの使用は原則避ける必要があります。この判断を誤れば、良かれと思った治療が、命を奪う結果になりかねません。
しかもこれは、心疾患の麻酔管理の落とし穴の一例にすぎません。MR犬の麻酔深度や、PH症例の薬剤選択も、同じように「逆効果」になる場面があります。だからこそ、病態生理を踏まえた戦略的な麻酔管理を学ぶ必要があるのです。
※ 「循環器✕麻酔」が一本で学べる
本教材「トラブル回避! 循環器疾患の安全な麻酔管理術」は、循環器疾患を抱えた動物への麻酔に特化した実践教材です。
心疾患症例では、わずかな判断ミスが命取りになるため、病態理解に基づいた麻酔設計が不可欠。本教材は、術前準備、導入、維持~抜管までの全工程を「一次診療で再現できる形」に落とし込みました。
講師は麻酔専従医であり、獣医循環器認定医の資格も持つ三木悠矢先生。国内でも極めて稀な両資格を併せ持ち、豊富な一次診療経験から現場で活かせる判断基準を提示します。
病態理解ベースで麻酔管理を学べるため、プロトコールの丸暗記は一切不要。この方法なら、チームの連携・対応力が飛躍的にアップし、これまで麻酔を見送ってきた症例にも安全に挑めるようになります。
高齢の犬猫が増えているからこそ、「心疾患の麻酔管理」を学び、自信と技術を備えておきませんか?
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