※時代が求める「低侵襲治療」 内視鏡外科の普及により、人医療では、大きく切開するリスクの高い手術は激減しました。今では「低侵襲治療」という言葉は一般にも広く知られ、患者への負担が少なく回復の早い手術が当たり前になっています。 近年、この低侵襲治療を重視する流れは、獣医療にも押し寄せてきました。長生きする犬猫が増えている今、複数の病気を抱えているケースでは負担の大きな開腹手術が選択できないことも多く、低侵襲な内視鏡外科が選ばれるようになっ...詳しく見る
※ 保険診療メインなら、無視できない治療ですが… 2018年に保険収載された「口腔機能低下症」ですが、先生は、もう導入されましたでしょうか? 高齢者だけでなく、中年者にも多くの患者さんが存在することから、2022年には、適応範囲が65歳以上から50歳以上へ拡大されました。 口腔機能低下症に対応している歯科医院の数には諸説ありますが、2024年現在で、歯科医院全体の10~15%程度と言われています。 この数字だけをみると、「まだ様子見かな」...詳しく見る
※ 「治療しない小児歯科」とは? たとえば先生は、3歳の子どもを連れた保護者から「むし歯を治療してください」と希望されたとき、どのように対応していますか? もしかすると、「治療を希望されるなら…」と嫌がる子どもが泣きわめく中、暴れないよう慎重に治療しているかもしれません。 しかし柿崎先生は、「5歳未満の小児は、基本的に治療の必要はありません」とおっしゃいます。 治療しない理由は、乳歯が生え変わるからではありません。 治療を我慢できる年齢...詳しく見る
「こんなケース」が増えてきたと思いませんか? 健康診断のため、かかりつけの動物病院に来院したシーズーのお話です。そのシーズーは13歳と高齢ですが、元気・食欲ともに問題ナシ。病気の臨床徴候もなく、一見すると健康状態に大きな問題はなさそうに見えました。 しかし血液検査の結果をみると、ALPが1,000U/Lを超えて高値だったため、ドクターは念のために腹部エコー検査を実施することにしました。 飼い主さんに説明して了承を得たあと、丁寧に毛刈りと消毒...詳しく見る
※ 保険の根管治療で8割を成功へ導けますか? 「保険で8割は無理でしょ…」と思われたはず。先生もご存じのとおり、根管治療は奥が深く、難しい歯科治療のひとつです。一般的な成功率は30~50%程度と言われていますが、治療回数を重ねるごとに成功率は低くなります。 保険縛りの治療では、経験豊富なベテランGPでさえ、処置後の痛みや不快感に悩まされることは、めずらしくありません。 日々、当たり前のようにおこなう治療でありながら、多くのドクターの悩みのタ...詳しく見る
リリース:2024年12月16日
リリース:2024年12月2日